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私ではなくキリストⅣ

「私は、神に生きるために、律法によって律法に死にました。私はキリストと共に十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。」(ガラテヤ2:19-20)

御霊に導かれて歩むために(3)

<ペンルイス 神にある命への道 つづき>

この時期に魂が持つべき姿勢

「たとえ彼が私を殺すとしても、私は彼を待ち望みます」(ヨブ13:15)
「彼は私の歩む道を知っておられます。彼が私を試みられるとき、私は金のように出て来るでしょう」(ヨブ23:10)


この剥ぎ取りの道では、私たちは解放して下さる神の霊にしっかりと従いつつ、絶えず信仰によって、カルバリの十字架で成就されたキリストの御業に向かわなければなりません。「もし御霊によって体の行いを殺すなら、あなたたちは生きます」(ローマ8:13-14)

明け渡されている人、自己放棄から逸れない人、何ものにも目をくれず神と共に歩み、道中ずっと「はい」と言い続け、「彼の中に見いだされる」ためにすべてのことを損失と見なして、彼を知るためにひたすら進み続ける人―――このような人たちに対して聖霊は大いに速やかに御業をなすことができます。


カルバリ
 
 「神の安息に入った者は、自分のわざを休みました」(ヘブル4:10)
「私たちは死の中へとバプテスマされることを通して、彼と共に葬られました」(ローマ6:4)
「彼の死と同じようになることによって、彼と結合されます」(ローマ6:5)


魂は御霊の導きにより、「自分は無力で無価値である」と感じるようになるので、「あなたは私を死のちりに伏させられました」(詩篇22:15)としか言えません。新鮮な光がキリストの墓を照らします。そして私たちは、自分は彼と共に十字架につけられて罪に対して死んだだけでなく、彼の墓の中で終わらされたことを見ます。

御霊は、カルバリの十字架のさらに深い意義を啓示して下さいます。「十字架の言葉」は罪の束縛から救いへと至らせる神の力でした。今、十字架はふたたび、自己と自己の業がやんだ魂に対して、神のエネルギーとなります。魂は真実な神に錨を下ろすので、自分のために求めるものは何もありません。「父よ、御名をあがめます」と言う以外に、何も言うことはありません。魂は自分の命から出る活動を恐れますその麗しさは腐敗であることを、魂ははっきりと見ます。今や魂は、神の上で破船して、神の御手の中にじっととどまらなくてはなりません。


<注意書き>

霊的生活の各段階で魂が直面する危険について、ここで注意することにしましょう。

☆経験を見ること
<…>
☆自分を裁くこと
<…>
☆自分で自分を死に渡そうとすること
<…>
☆自分で「真理」を「見」ようとすること
<…>
☆他人の経験を自分も経験したいと欲すること
<…>

自分を神の御手の中に置くとき、単純で子供のようであればあるほど、御霊はいっそう速やかに、私たちを妨げから解放することができますし、私たちの父なる神の御心の中にある私たちの住まいを私たちに啓示することができます。

私たちの「敵である悪魔」は、あらゆる方法で魂を悩ますために見張っていますが、神の力強い御手の下にあります。それは悪魔にとって、「兄弟たちを訴える者」として優位に立つための特別な機会です。私たちは悪魔に打ち勝たなければなりません。それは「小羊の血」(黙示録12:11)によってであり、真実な神を信じる信仰を絶えず証しすることによってであり、「自己の命」が固執しようとするすべてのもの――たとえそれが霊的経験であっても――を死に至るまでも忠実に放棄することによってです。
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